旅好きのみなさんこんにちは。
四国のakiponです。

6月18日月曜の朝、
大阪で強い地震がありました。
被害に合われた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

あの日、私とオットは大阪市内にいました。
毎年この時期に行っている
「ベルギービール ウィークエンド」が目的で
日曜の夜に大阪城公園で存分に楽しみ
中央区のホテルに宿泊していました。

地震については書くまいかと悩んだのですが
自分たちにとって大きな体験で
いろいろと考えさせられた1日だったので
少し書いてみることにしました。



地震のあった朝、私たちは
モクシー大阪本町というホテルの
11階の客室にいて
そろそろ朝食に行こうかと話していた時
「立っていられないほどの揺れ」に襲われました。
地震だとは分かったけど
どうすればいいのか分からない。
恐怖を感じたというより
頭の中が真っ白になった数十秒でした。

部屋の物が落ちたり倒れたりの被害はなし。
無駄なものがないのがよかったかも。
揺れが収まったあと外を見ると
特に変わった様子はなさそうでした。
ホテルのアナウンスがあったと思いますが
部屋の中でテレビをつけていたので聞こえず。
ドアは少し開けておくべきですね。

しばらくして、エレベーターは使えなかったので
非常階段で1階に下りました。
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中国人のファミリーが、巨大なスーツケースや
たくさんの荷物を運ぶのに苦労していたので
手伝いました。

1階では通常通り朝食が提供され
チェックアウトの様子もいつもと同じ。
しかしよく見ると、スタッフの方は
海外のゲストに説明したり
タクシーの手配をしたり
階段とドアを開放して動線を確保したり
あちこち見回りに走ったりしていました。
裏では汗を流して奔走しながら
我々には全く不便を感じさせない。
すばらしい対応ぶりでした。

朝食後に私たちは11階まで階段で上がり
午後4時発の新幹線を予約していたので
それまでに新大阪に行けるかなと部屋で様子見。
ですが、自分の周辺に何もなくても
ニュースを見ると不安をあおられますね。
途中から中国の番組とか見てました。

地下鉄が動き始めたのを
ネットで確認してチェックアウトし
堺筋線、谷町線と乗り継いで東梅田駅へ。
大阪駅まで歩いて
そこからバスで新大阪まで行こうとしたのですが
バス待ちの行列がおそろしく長い。
タクシーの列に一旦は並んだものの、
車が来ない。
地下鉄御堂筋線が途中まで再開したと分かり
その時点での最終駅、中津まで乗っていきました。
中津から新大阪駅まで歩いていこうと
腹をくくったんです。
私たちにとってはかなり大きな決断です。

地下鉄の中津駅で乗客全員が降車。
新大阪駅まで迷わず行けるか心配でしたが
駅員さんが地図に書きながら説明してくれ
「たぶん人の流れができてますから
迷うことはありませんよ」
と笑顔で送り出してくれました。
DSC_4672
とてもとてもとても
勇気と安心を与えてくれる笑顔でした。

道路に出る階段から既に人の流れができていて
そのままついて歩きました。
大勢のビジネスマンや
スーツケースを引っ張る外国人たちと一緒に。

混乱はありませんでした。
パニックも悲壮感もなし。ただ黙々と歩く。
今になって思うのは
何人かいた外国人観光客に
声をかければよかったということです。
交通の説明などはできませんが
私が駅員さんの笑顔に救われたように、
もしかしたら
Are you OK? というひと言だけでも
彼らの不安を軽減できたのではないかと悔やまれます。


淀川を歩いて渡るのは人生最初で最後でしょうね。
DSC_4675
雨が降らなくてよかった。
「橋がすごく長くてビックリしたわー」
と電話するオバチャンや
「初めて大阪に来てコレって宝くじよりすごい」
と笑う若者も。
みんな、スゴイ。
笑顔には周囲を安心させる力がありますね。

途中のコンビニで飲み物が買えたし
トイレも借りられて本当にありがたかったです。
道路沿いには臨時休業の店もありましたが
パチンコ店が開いていてお客さんがいる
「いつもの光景」にホッとしました。
新大阪駅が見えた時にはみんな思わず
「ふ~~~!」
1時間あまりの道のりでした。



新大阪駅でみどりの窓口の長い列に並んで
新幹線の変更をしてもらいました。
払い戻し用の証明書が要る人には
列の途中で対処してくれていましたね。
下りの山陽新幹線は既に再開していました。
座席予約した便には間に合わなかったけど
「自由席しか取れないがどの便に乗ってもいい」
と言われ、博多行きのこだまに乗車。
(「さくら」の車両みたいでした)

乗車率は軽く100%を超えていて
途中まで立ち乗りでした。
途中から座らせてもらい、やっと岡山駅に着いて
高松行きのマリンライナー指定席を変更。
変更不可のきっぷでしたが特例です。
高松からさらにローカル線に乗り継いで
午後10時頃に帰宅しました。
もうヘトヘト。足イタイ…
それでも、私たち2人は
たまたま震源近くに居合わせたにもかかわらず
ケガもなく、当日のうちに四国まで帰れた。
運が良かったと思います。
多くの人に助けられました。
駅の人、ホテルの人、お店の人、
私たちの知らないところで尽力してくれた方々に
感謝しかありません。
運行状況がリアルタイムで更新されて
スマホで確認できたのも助かりました。
日本のすごさを改めて実感した1日でした。

帰る場所があってこそ楽しめる旅。
自宅でゆっくりお風呂に入れて
気持ちいいお布団で眠れる。
そのありがたみを痛感しました。



翌朝、いつも通り
日めくりカレンダーをめくったのですが
こうして1ページずつ日付を進めていけるのは
実はすごいことなんだとふと思いました。
いつものコーヒーも特別なものに思えました。

人は過去にも未来にも生きられないから
今を生きろとよく言われます。
その意味が分かった気がしました。

自分にできること、やるべきことといっても
特別なことを目指すのとは違う。
目の前のことを淡々と誠実にこなすこと。
そして、感謝せねばと気負わなくても
自分の機嫌をとろうとがんばらなくても
感謝の気持ちと穏やかな満足感が
深い所から自然と湧き上がってくる。
これこそが究極の「いい気分」であり
「今を生きる」ということではないかと
ちょっと悟りでも得たような気がしたのでした。

過去を憂いず、未来を不安がらず
今ここに意識を向ける。
不安を増幅させることなく
今日一日を穏やかにすごしましょう。ね。

大阪周辺ではまだ混乱が続いているようですが
早く日常の暮らしに戻れるよう
心から祈っています。


次回からはいつものユルい旅日記にもどります。
おいしかった楽しかった
ベルビービール ウィークエンド in 大阪
それからホテルもとてもよかったので
ちゃんとまとめますね。
どうぞお楽しみに!
お読みくださってありがとうございました




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